【リノベーション体験談】住宅ローン控除2年目の年末調整【失敗談あり】

住宅ローン控除2年目以降の年末調整

私たちは2021~2022年に中古戸建を購入し、リノベーションを行いました。

インターネットで先人の体験記を見ながらスマートに達成したかったのですが、現実はすったもんだです。

これから中古物件を購入してリノベーションをされる方が増えるかもと思い、私たちも体験談をブログに記すことにしました。


この記事はこんな事がわかります!
  • 住宅ローン控除2年目以降の年末調整で必要な書類について
  • 年末調整で住宅ローン控除の申請を忘れた場合の対策について

今回は、住宅ローン控除2年目に行った事についてです。

会社勤めしている場合は、住宅ローンは初年度は確定申告で、2年目以降は勤務先での年末調整での対応となります。

1年目の方は、私たちのケースを別記事にまとめておりますので、以下を参考に乗り切ってください!

我が家の住宅ローン控除2年目の申請はバタバタでした。

原因は、住宅ローンの借入先銀行の住所変更を忘れていて、提出する必要書類の1つが手元に届くのがギリギリだったからです。
(失敗談については後ほどお話しします)

さて、住宅ローン控除2年目以降の申請の必要書類は以下です。

  • 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書
  • 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書兼住宅借入金等特別控除計算明細書
  • 1年目の『(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書』の控え(※会社による)

これらを揃えて年末調整で住宅ローン控除の申請を行いますが、もしあなたが申請を忘れてしまった場合は、

  • 勤務先で再度、年末調整をしてもらう
  • 自分で確定申告をする

のどちらかで対応しましょう。

いーちご

とても焦りましたが…

いそむ

住宅ローン控除1年目の申請よりはだいぶ楽でした!

目次

住宅ローン控除2年目以降の年末調整時に必要な書類

住宅ローン控除2年目以降は、基本的には年末調整だけでOKです。

副業やふるさと納税をした場合などは確定申告も必要ですが、その場合であっても、住宅ローン控除は年末調整で対応してもらう方が、確定申告が楽になると感じました。

さて、私たちが2年目の年末調整時に提出した書類は以下の通りです。(2023年時点)

必須書類

書類名入手方法
住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書金融機関から郵送されたハガキor書類
給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書兼住宅借入金等特別控除計算明細書税務署から送付された書類の内、2年目の住宅借入金等特別控除申告書。
※住宅ローン控除1年目に、対象年数分の住宅借入金等特別控除申告書が税務署からまとめて送付されている。
1年目の『(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書』の控え
※会社による。
1年目で作成した『(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書』の控えPDF。

『住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書』『給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書兼住宅借入金等特別控除計算明細書』は必須書類です。

上記の書類は、住宅ローン2年目に勤務先へで提出する必要がありますので、手元にない場合はいずれも発送元に再発行の依頼を出す必要があります。

詳細は、国税庁のWEBサイトを参考にしてください。

勤務先によっては必要かもしれない書類

3つ目の【1年目の『(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書』の控え】の提出は、必須と言うわけではなく、会社のスタンスによるようです。

我が家の場合、この書類の提出を求められました。

ローンの総額を確認したかった?らしいですが、理由はちょっと忘れてしまいました。。。

この書類が必要になる話は他のブログさんなどで見たことが無くて驚きましたが、我が家はこの控えを取ってあったので慌てることなく提出できました。

一応、こんな場合もあったよという一例です。

我が家の失敗談

必須書類が届かない!?

上記の一覧にも記しましたが、必須書類の内、住宅ローン借入先銀行から送付されてくる『住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書』が、年末調整の時期になっても届かなくて焦りました。

住宅ローン控除2年目の必要書類(年末残高証明書)
住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書のサンプル
(by 国税庁)

住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書はだいたい9月頃に郵送するようなので、10月になっても届かない場合は、一度、金融機関に問い合わせてみると良いかもしれません。

転居後の住所変更届を忘れていた!

原因は、住宅ローンの借入先銀行の住所変更を忘れていたからです。

おそらく大抵の方は、引っ越し時に「旧住所から新住所に郵送の転送・転送サービス」を利用することが多いと思うのですが、この対応があったからこそ、やらかしました。

我が家の場合、普段使いしている銀行では住宅ローン審査が通らなかった為、借入先の銀行口座を新規で開く必要があったのですが、ローンの払込&引落とし以外では一切利用してない口座であった為、完全に意識外となり、旧居→新居への住所変更を行なっていませんでした。

郵便局に転送届を出していたので、引越してから1年間は新住所に郵便物の転送してもらえますが、それ以降の郵便物は転送の期限切れで旧住所へ配送されてしまいました。

当然ながら旧居からは引越し済みのため、書類は住所不定で配送先に戻されます。

いそむ

引っ越し時に、契約サービスの住所変更リストを作って、1か所ずつ対処したのですが、この2つは完全に意識の外でした。

いーちご

確かに生活する上で支障がなければ忘れてしまうこともありそう。

いそむ

我が家では、中古戸建購入後にリノベーションという流れの為、ローン用の銀行口座を作ったタイミングでは、旧住所で登録していたので対応漏れしてました。

対策方法は?

我が家の場合

金融機関のWEBサイト上から書類の再送依頼をする申請フォームがあった為、そこから申請して、おおよそ5営業日ぐらいで書類が届きました。

年末調整の提出締め切り日の朝に届いたので、なんとか提出できました(汗

これで、年末調整の対応が通り、年明け1月分の給与に住宅ローン控除分のお金が振り込まれます。

主な対策方法

我が家の場合は再発行で間に合いましたが、間に合わなかった場合の対策は以下の2つです。

(1) 勤務先で再度、年末調整をしてもらう

まず1つ目は、勤務先でもう一度、年末調整をしてもらえないかお願いする事です。

というのも、法的には1月末までは年末調整の修正が可能だからです。

対応してもらえるかどうかは会社によりますが、まずは勤務先の該当部署に相談してみると良いと思います。

(2) 自分で確定申告をする

(1) がダメだった場合は、2年目も自分で確定申告をします。

このどちらかで、確実に2年目も住宅ローン控除の申請をしましょう。

まとめ

バタバタでしたが、我が家の住宅ローン控除2年目の申請も無事に完了しました。

今回の教訓は、引越し後、住宅ローン用の銀行口座の住所も忘れずに変更しておこう!と言う事でした。

我が家の失敗談はこちら↓↓

  • 住宅ローン用の銀行口座を開設した(引越し前の為、旧住所で開設)
  • 郵便局への転居・転送サービス依頼を提出(1年間適用)
  • 上記の期限切れタイミングで重要書類が届かないことに気づかなかった(9月頃発送したらしい)
  • その後、年末調整の書類提出を勤務先から求められたが、年末残高証明書がないことに気づき、急いで調査&再送依頼をした

こんな状態でしたが、運よく必要書類がそろったので、年末調整で申請ができました。

改めて、住宅ローン控除2年目の必要書類は、

  • 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書
  • 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書兼住宅借入金等特別控除計算明細書
  • 1年目の『(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書』の控え(※会社による)

になります。

これらを揃えて年末調整で住宅ローン控除の申請を行いますが、もしあなたが申請を忘れてしまった場合は、

  • 勤務先で再度、年末調整をしてもらう
  • 自分で確定申告をする

のどちらかで対応しましょう。

いーちご

とても焦りましたが…

いそむ

住宅ローン控除1年目の申請よりはだいぶ楽でした!

1年目の方は、私たちのケースを別記事にまとめておりますので、以下を参考に乗り切ってください!

ちょっと話がそれますが、契約してるサービスに対して住所変更を1つ1つ申請対応しなければいけないという現状がそもそも時代的にどうなの?という課題感があります。

この辺りは、マイナンバーカードの登録で住所変更を出したら、契約してるサービス全てに住所変更が連動して自動反映してくれるといいなぁと個人的に思ってます。

この手のシステム連結は政府主導でないと実現は難しいと思いますが、実現された場合、かなりの事務処理コストを最適化できる気がしてます。

いそむ

デジタル庁のDX担当の皆々様!よろしくお願いします!

いーちご

実現は大変そうだけど、生活に紐づく便利要素が増えていけばマイナンバーカードも今より普及するかもしれないね。

この記事がお役に立てば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!


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