私たちは2021~2022年に中古戸建を購入し、リノベーションを行いました。
インターネットで先人の体験記を見ながらスマートに達成したかったのですが、現実はすったもんだです。
これから中古物件を購入してリノベーションをされる方が増えるかもと思い、私たちも体験談をブログに記すことにしました。
- 宅配買取サービスを利用してみた感想
- おすすめの宅配買取サービス
人生において新しい学びや知識を得る為のツールとして大いに活用可能な書籍、技術書ですが、引っ越し前に一通り整理 or 処分することにしました。
理由は、引越し費用を少しでも減らす為です。
漫画系の雑誌類は引越しする2,3年前ぐらいからアプリでのサブスク課金に移行(=電子化)していましたが、ビジネス書や技術書などは実物をメインに購入したものが数多くありました。
およそ500冊以上が机や本棚、クローゼット内にありましたが、今回、それらの処分に関して宅配買取をしてみました。
いくつかの宅配買取をやってみて思ったのは「大手の買取業者を利用するのが良いかも?」と言う事でした。
また、高く引き取ってもらえた本は、トレンド的な書籍ではなく、恒久的に役立つ内容のもの(マインド、マーケティング、権利関連、需要の多い楽譜など)でした。
引越しにあたって、荷物を減らしたい方のお役に立てば幸いです。
主な処分方法
(1) フリマサイトで売る
現在では一番身近で簡単、頑張り次第では思わぬ金額になるフリマサイトですが、私たちはこちらは候補から外していました。
引越しまでに数百冊の本の売買をするのは厳しかったですし、何よりあまりフリマサイトが好きではなかったのです。
引越しまでの時間が十分にあって、出品・発送作業が苦でなければ一番お金になりそうです。
(2) 古本屋に売る
古本屋に持ち込んで、その場で査定と売買します。
状態や本の種類、トレンドによって価格が変わるので、金額が読みにくいところはあります。
(2) 自治体の資源ゴミに出す
最も費用をかけないでお手軽に処分する方法は、自治体の資源ゴミで捨てる事だと思います。
私たちも最初はこの方法を取っていましたが、途中で以下のようなことに気づきました。
捨てたものなので、致し方ない部分もありますが、気づいてしまうと気持ちの良い事ではなかったので途中でやめました。

ゴミに出した書籍もいくらかお金になったかも知れず、ちょっと勿体なかったかも。。

先に調べておけば良かったね。
(4) 図書館や学校に寄付する
学びに関する本は寄付するのも手だと思います。
事前に連絡をしたりする手間はありますが、ただ捨てるだけが嫌な場合は検討しても良いかもしれません。
(5) 買取業者に売る
今回の私たちが利用した方法です。
(3) 資源ゴミに出すのを止めた後、代わりの処分方法を探すと書籍の買取業者に一括回収してもらう方法があることに気づきました。
少額ながらお金に変えることができるし、家まで回収しに来てくれるというので全ての書籍をまとめて処分できるのはありがたいと思いました。
宅配買取を利用した体験談は以下です。
宅配買取を利用してみた
宅配買取を利用するメリットとデメリット
メリット
- 店舗に持ち込まなくて良いのでお手軽。
- 1回で大量の処分が可能。
- 商品を送るときは送料無料な事が多い。(要確認)
- 全国どこでも利用できる。
- 値が付かない商品も引き取ってもらえる。
デメリット
- 申込~お金になるまで時間がかかる。
- 梱包の手間がかかる。
- 査定買取額が不満でもキャンセルが難しい(返送時の送料は自己負担が多い)。
- 他業者との比較がしにくい。
最大のメリットは大量の本をまとめて処分できる事です。
お金になった方がうれしいですが、それよりも引越しまでに不要な本を何とかしたいという思いの方が大きかったので、それは叶って良かったです。
しかし、なるべく換金したいと言う事であれば、あまり向いていない方法だと思います。
宅配買取は先に品物を業者に送るので、提示された買取金額が気に入らなくてもOKするか、自腹で返送してもらわなければなりません。上手い商売のシステムだと思います。
とにかくたくさん物があって、早く処分したい場合には良い選択肢だと思います。
宅配買取の流れ
書籍の発送方法は、業者によりますが概ね下記の流れだと思います。
- 申込をする。
- ダンボール1個に商品を40~80冊をつめる。商品がたくさんあれば、段ボールは複数個になる。
※身分証明書のコピー、買取申込書を同封。 - 集荷依頼をして回収してもらう。佐川急便指定だったのでネットで集荷依頼をする。
- 査定がメールで届く。
- 査定金額を確認の上、OKなら入金される。
どの業者さんも、ウェブサイトの流れの説明ページに書かれている日程で進み、商品を送る~査定~入金までは1週間から10日くらいだったと思います。
いくらくらいになった?
いくつか業者がありましたが、評判の良さそうな業者を選んで回収してもらいました。
実は書籍のジャンルによって、複数の宅配買取を利用しました。
以下の一覧はその内の一つの業者の結果で、書籍のジャンルと回収金額のサマリーはこんな感じでした。
ジャンル | 平均(金額) | 最小(金額) | 最大(金額) | 中央値(金額) | 冊数 |
---|---|---|---|---|---|
ビジネス | 53円 | 0円 | 520円 | 10円 | 25冊 |
技術書 | 47円 | 0円 | 310円 | 10円 | 23冊 |
エッセイ | 31円 | 0円 | 220円 | 0円 | 14冊 |
音楽関連 | 59円 | 0円 | 520円 | 0円 | 62冊 |
人文 | 24円 | 0円 | 100円 | 10円 | 5冊 |
美術デザイン関連 | 6円 | 0円 | 140円 | 0円 | 30冊 |
合計 | – | – | 6,790円 | – | 159冊 |
上記の表の通り、159冊で6,790円になりました。
宅配買取をしてみて感じた傾向は、
高く引き取ってもらえた本は、トレンド的な書籍ではなく、恒久的に役立つ内容のもの(マインド、マーケティング、権利関連、需要の多い楽譜など)だった。
逆に値がつかなかった本は、昔のトレンドものや、競合の多い内容の本だった。
と言う事でした。
とは言え、どんな本でも中古として誰かの役に立つべく流通するなら、ゴミに出して処分されるよりは社会の為になるので、利用して良かったと思います。
何より引っ越しの準備が一気に進んだので、大量の本やCD、ゲームソフト等がある場合は、宅配買取を検討しても良いと思います。
おすすめの買取サービス
複数の宅配買取をしてみて感じたのは、大手っぽいところの方が買取価格がつきやすかったかも?という事でした。
というのも、重複していた本が2,3冊あって、それを別々の業者に宅配買取をしたところ、専門書に強かったり、中小の業者だと0円でしたが、大手の買取業者だといくらかの値段がついたからです。
そんな経験があったので、もしまた本などを宅配買取をする時は上記の業者を利用しようと思っています。
↑ リノベーションに関するアレコレが書かれていて参考になります。おすすめの本です!
宅配買取を利用してみてわかった3つの事
買取業者によって特色がある
最近は本やCD、ゲーム等の買取業者はたくさんあります。
なので、それぞれの特色みたいなものもあります。
- 段ボールを無料で送ってくれる。
- 1回の利用で送る商品数で+αの査定アップがある。
- 商品を送る前に商品の買取金額がわかる。
等です。
なので、まずは複数の業者のサービスを調べて比較してみる事をおすすめします。
その上で自分の状況に合わせて最適な業者を探してみてください。
専門書でも本の価値観はだいたい同じ
(※個人的な感想です)
調べたところ、買取業者の中でも
- 幅広いジャンルを取り扱っている業者
- 専門ジャンル(美術、音楽、パソコン技術系など)のみ取り扱っている業者
という特徴があるとこともあるようでした。
いくつかのジャンルに関しては、ちょうど専門書を持っていたので、別の宅配買取にチャレンジしてみました。
「専門書は専門ジャンルの業者の方が高く買い取ってくれるかも?」と思ったのですが、この予想は外れました。
結局、専門書であっても値が付きやすい本は『恒久的に役立つ内容のもの』だと感じました。
大手の業者の方が買取価格がついた?
(※個人的な感想です)
複数の宅配買取をしてみて感じた事は、大手の方が買取価格がつきやすかったかも?という事でした。
というのも、間違って買ったダブった本というのが2,3あり、それを別々の業者で宅配買取をしたところ、専門ジャンル系や、中小の業者だと0円でしたが、大手っぽいの買取業者だと買値がついたからです。
もちろんこれは、個人的な体感レベルではあるので、本当に価値のある有名な本などは逆転現象が起こるかもしれません。
まとめ
今回は、引越し前の書籍処分方法についての体験談をお伝えしました。
いくつかの宅配買取をやってみて思ったのは「大手の買取業者を利用するのが良いかも?」と言う事でした。
また、高く引き取ってもらえた本は、トレンド的な書籍ではなく、恒久的に役立つ内容のもの(マインド、マーケティング、権利関連、需要の多い楽譜など)でした。
なかなか雑誌以外の書籍を捨てることをしてこなかったのですが、事前に処分しておくことで、目的だった『引越し先への荷物を減らす』ができたので、良い断捨離になりました。
もちろん、何度も読み直したくなるような書籍は捨ててませんが、無くても良さそうな書籍はほぼ処分してしまいました。
おかげで、新居にはシェルフが1つだけで済んだ為、部屋の圧迫感もほぼない状態で過ごせるようになりましたので、以前よりもストレスなく過ごせてると思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
コメントをお待ちしています!