私たちは2021~2022年に中古戸建を購入し、リノベーションを行いました。
インターネットで先人の体験記を見ながらスマートに達成したかったのですが、現実はすったもんだです。
これから中古物件を購入してリノベーションをされる方が増えるかもと思い、私たちも体験談をブログに記すことにしました。
- 引越し業者の相見積もりの流れ
- どれくらい安くなったのか?
- 値引きの為にした事
引越し業者の選定では相見積もりは絶対にした方が良い。と良く言われていた為、実際にやってみました。
一括見積もりサイトを使うと複数社同時並行対応が発生する為、手間はかなりのものでした。
楽をしたい場合は1-2社に絞って見積もりしてもらう方が良いと思われますが、個人的には頑張って良かったと思ってます。
というのも、ほぼ同じ内容の引越しサービスにも関わらず、見積もり金額の最安値と最高値で4.6万円ほど安くなったからです。
それでは引越し業者の相見積もりについて以下をご覧ください。
引越し業者の相見積もりの流れ
引越し見積もりのサイトはたくさんあるのですが、
がおすすめです。
既存住所、メールアドレス、電話番号などを登録する。
- メール、電話営業などが届き、業者に見積もりの為、訪問日程の調整を行う。
- 2022年時点では電話営業が4社。webフォーム/zoom対応が2社だった。
- 営業が直接訪問で引越し見積もりを行う。
- 専用のWEBサイト上で引越し詳細を入力して見積もり結果を待つ。
- 直接訪問の業者のみ交渉が可能だった。
という流れでした。
引越し業者との打ち合わせについて
大体どの業者も1時間~1時間半くらいだったと思います。
今回の引越し見積りにあたって、直接訪問・WEB見積り・Zoom見積りと3種類の打合せを体験したので、それぞれがどんな感じだったかをまとめました。
直接訪問の場合
ほとんどの引越し業者は、我が家に直接来て、実際に運んでほしい荷物を見てもらいながら打合せをしました。
物置の中、クローゼットの中など、片付いてなくて見られるのが恥ずかしい場所もありましたが、ガンガン見られます。ですが、営業さんも見慣れているのか、多少乱雑なクローゼットを見ても顔色一つ変えません。
こちらも運んでほしい荷物の漏れが無いように頑張って申告するのでいっぱいいっぱいだったように思います。
見積書は、当日その場で紙で用意してくれて、サービスの説明などを受けました。
Web見積りの場合
打合せは無く、代わりに詳細な見積りフォームに必要事項を入力しました。
運ぶ荷物の一つ一つを登録していきます。サイズも選択式で申告します。
荷物の種類の選択はほぼ網羅されており、かなり細かい分類が用意されていました。
見積書は、見積りフォームを送信後、すぐにメールにPDFを添付して送ってくれました。
Zoom見積りの場合
数少ないですが、引越し業者の中には打合せがWeb会議システムで可能なところがありました。
今回の場合、打合せはZoomで行い、運んでほしい荷物はWebカメラに映して一つずつ確認しました。
私たちはWebカメラが付いているノートパソコンで打合せをしたので、ノートパソコンを持ち運びながら担当者さんに説明しました。
上記の直接訪問で行った事をZoomでやるといったイメージです。
見積書は、後日メールにPDFを添付して送ってくれました。
引越し業者の見積もり結果
以下は実際に5社分の見積もり結果をまとめたものになります。
No | 業者 | 見積価格合計 | 引取_洗濯機 | 引取_冷蔵庫 | 引取_エアコン | 引取_ランドリーラック | 引取合計 | 最安値との差額 | 見積もり方法 | |
1 | A社 | 168,685 | 4,900 | 6,300 | 11,400 | – | 22,600 | 42,625 | 対面 | |
2 | B社 | 172,810 | – | – | – | – | 27,160 | 46,750 | 対面 | |
3 | C社 | 126,060 | 6,300 | 8,400 | 9,900 | – | 24,600 | 0円(最安値) | 対面 | 値引き交渉で11,000値下げ |
4 | D社 | 131,010 | 4,800 | 6,800 | 9,000 | 1,500 | 22,100 | 4,950 | web入力 | |
5 | E社 | 167,750 | -550 (*1) | 7,000 | 11,000 | 0 | 17,450 | 41,690 | zoom | 家電買取引取りあり |
*1: 1社は家電の買取をするサービスがありました。その影響で引取価格がマイナスになってます。なお、おおよそ販売から7年以内の家電は中古売買により値段がつく可能性があるらしいです。それ以上のものは廃棄のための費用がかかるとのことでした。
確認しておいた方が良い事
廃品回収がある場合は併せて見積りを
私たちは、今回の引越しでいくつかの大型家具の廃棄を考えていた為、当日にこれらを回収してくれるオプションがある業者に絞りました。
具体的には、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、ランドリーラックの回収見積もりを併せてしてもらいました。
こちらに関しても、上記一覧表の通りに各社でそこそこ値段が異なりました。
また、ランドリーラックは回収対象に含まれないことが多かったです。
段ボールについて
引っ越し用の段ボール
ほとんどの業者は引越用の段ボールはサービスで用意してもらえると思いますが、一部有料な業者もあるのようなので確認が必要です。
個数は業者によってマチマチだったので、必ず聞いておきましょう。
また、梱包してみて、段ボールが足りなかった時の追加料金も併せて確認しておいた方が良いかもしれません。
引越し後の段ボール回収について
引越し後の段ボールを回収してくれるかどうかは要確認です。
マンションや町内の回収日で事足りるなら不要ですが、数十個の段ボールの処分が大変な場合は、回収サービスを積極的に利用すると良いと思います。
私たちの場合、見積りの時にこれを確認するのを忘れてしまって焦りましたが、後からお願いしても大丈夫でした。
有料で3,000円でしたが、嬉しい事に、引越し業者の専用段ボール以外にアレコレ買い物して発生した他の段ボールも一緒に回収してもらえたのが僥倖でした。
値引きの為にした3つの事
相見積もりであることを最初に伝えておく
全ての引越し業者に『相見積もりである事』をお伝えしました。
一括見積サービスから申し込んでいるのですが、それが伝わっているのかいないのか、直接訪問の営業さんはこれを必ず確認してきました。
特に嫌な顔をされたり等はされませんので、相見積もりである事を回答して大丈夫です。
即決はしない
見積りをもらう時、特に直接訪問の場合はその場で「このくらい値引きするのでこの場で決めませんか?」と提案をされることがほとんどでした。
もし一番気になっている業者が一番安かったとかなら、あともう一声をお願いした上で決めるのもアリかもしれませんが、まだ見積りが出揃っていない場合は、後日に回答すると良いと思います。
私たちも数回そういう問答がありましたが、「他の業者の見積りを取っているところなんで~」と笑顔で乗り切りました。
最後に電話で値引き交渉をした
ダメ押し値引き交渉は電話で行いました。
私たちの場合、最終的な候補を2社に絞り、それぞれに「御社で決めたいのですが、あともう少し値引きかサービスをお願いできませんか?」的なセリフを投げかけました。
それで、より良い条件を引き出せた業者に最終決定しました。
特に直接訪問の業者さんであれば、見積り時の「当日即決なら~」で提案された金額か、それ以下になれば良いかなくらいのノリで交渉しました。
[番外] WEB営業の引越し業者は値引きが難しかった
今回、相見積もりするに当たって、何社かWEB見積りのみで対面営業がない業者が何社かありました。
それらの業者からは割安な費用を提示されました。が、そこから先の値引きは担当者とやり取りができないので難しそうでした。
なので、WEB見積りのみの業者は値引きの『目安』としました。要するに、この業者より安くしてくれる業者を見つけようという方針にしたのです。
[閑話休題] こんな営業担当者がいた
一括見積もりサイトに登録後、各営業さんからの連絡が来るのですが、電話連絡が常に『ワンギリ』でかけてくる業者が数社いました(電話番号をWebで調べれば引越し業者だとわかりました)。
こちらから折り返しをせずに様子を見ていたところ、数日にわたり『ワンギリ』で電話がかかってきたので、そういう営業スタイルなのだと思われます。
私たちは、『ワンギリ』電話営業には良い感情を持てなかったので、その業者はこの段階で検討から外しました。
まとめ
引越し費用を抑えたい場合は相見積もりするのがおすすめです。
ただし、営業担当とのやり取りが何度も発生する為、手間は結構かかります。ですが、個人的には頑張って良かったと思ってます。
おすすめの引越し業者一括見積サービスは、
です。
相見積もりのおかげで、ほぼ同じ内容の引越しサービスにも関わらず、見積もり金額の最安値と最高値で4.6万円ほど安くなりました。
- 相見積もりである事を伝える
- その場で即決しない
- 最終決定前に電話で値引き交渉
これで一番納得が出来た引越し業者に依頼するのが良いのではないかと思いました。
その為に、引越し一括見積もりサイトはとても有用でした。
ブログをご覧いただきありがとうございました。
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