庭の野良猫による糞害対策について

庭の野良猫による糞害対策について
この記事はこんな事がわかります!
  • 庭に芝生があると野良猫が侵入する
  • 野良猫にトイレ認定された場合の対策について
  • 対策による効果について

朝ゴミ捨てのついでに、庭の家庭菜園に水やりをしてから仕事をするのが日課なのですが、2023年5月下旬頃から庭に異変が発生しました。

・・・動物のフンが朝方に頻繁に出現するようになったのです。

我が家はペットを飼っていないので、朝から謎の糞尿片付けからスタートするライフサイクルがかなりの苦行、ストレスであった為、対策方法を学びつつ、実践して改善することにしました。

目次

WEB上で対策方法を情報収集

まずは、同じ被害に遭われてる方の対策方法をググるところから。

最近は、YouTubeで検索すると、動画ベースで説明してくれてる人も多いので活用。また、2023年はchatgptなどの生成AIも活用可能なので、そこにも悩みを相談してみる。

これらの情報から学んで、自分なりに理解したポイントは以下となりました。

  • 人間の活動してない時間帯など外敵がいない場所と時間を選んで事に及ぶ。
  • その場所をマーキング(自分のニオイを残す)することで再利用し続ける。
  • 対策グッズは色々あるが、個体差があるらしく効果の有無は未知数なところが多い。
  • 1度の対策だと効果薄で、何度か『ここは不快な場所である』と経験させて近寄らせなくする。
  • 猫は愛護動物の為、虐待的行為をすると動物愛護団体から訴えられる可能性があるので罠を使った捕獲などはしない方が良さそう。

以上を踏まえた上で、コスパなどを考えつつ、少しずつ対策を行うことにしました。

実際に試してみた4つの対策方法

1. 忌避剤を撒く

定番ということでホームセンターなどに売っている忌避剤から試しました。

侵入経路になりそうな通路及び、フンの近辺にある程度の量をばら撒きました。

晴天の日に1回、数日後にもう1回撒いて1000g使い切りました。

が、残念ながら、翌日も少し離れたところにされてしまいました。(ほぼ効果なし)

忌避剤は『個体差によって効き目がある場合とない場合がある』と書かれていたのですが、どうやら今回の野良猫は効果がないタイプの個体だったようです。

2. 重曹を撒く

次は、『猫の匂いを消すのが良い』ということでしたので、重曹を撒いてみました。

翌日以降また少し離れたところにされてしまいました。(効果なし)

どうやら匂い対策系が通じない個体に根城にされてしまっているようです。

3. 超音波動物撃退器を設置

次は、超音波動物撃退器を試してみることにしました。

最安値で3,000円ぐらいのものをamazonで購入。

早速設置して様子を見た結果、超音波撃退器の近場にはされなくなったのですが、5mぐらい離れたところにされてしまいました。orz

設置箇所の正面で近い位置にはされなくなったので、やや効果ありと感じました。

動物撃退機を設置した様子
▲ 実際に動物撃退器を設置してみた様子 ▲

なお、商品説明では効果距離が2〜10mとあったのですが、距離が離れるほど効果が弱まるのかもしれませんね。

4. 防獣ネットを設置

次は、庭に入らせない為の防獣ネットを購入してみました。

商品レビューを見たら『ネットを地面に止めるピンが少ない』と書かれていた為、同時に

も併せて購入してみました。楽天で注文して、おおよそ3日程度で配送されてきました。

早速、週末に家の庭へ続く通路と裏口から庭に続く箇所にネットを張りました。

STEP
ネットを貼るための杭を土に打ち込む

この時、20~30cm程度スコップで穴を掘ってから差し込むようにする。台風などが来ても30cm埋めればほとんど倒れないらしい。

STEP
杭に2箇所ネットを抑える箇所がついているので、そこにネットをはめる

この時、横の隙間が残らないようにする。猫だとわずかな隙間があれば侵入されてしまう為。

STEP
ネットを張ったら、付属のピンでネットの下側を固定する
  • 下に隙間があるとそこから侵入されてしまう。
  • 付属のUピンが6個しか無く案の定足りなかった。一緒に購入したネットアンカー杭を追加で使った。

これで完成です。

防獣ネットを設置した様子
▲ 実際に防獣ネットを設置してみた様子 ▲

ネットの高さは90cmほどなので、猫が頑張ってジャンプすれば乗り越えられてしまう可能性はあるようなのですが、一旦この状態で様子を見てみることにしました。

いそむ

・・・翌朝庭に行くと猫の糞がないことが確認できました!!

いーちご

効果ありっぽい!

いそむ

まだ1日だけなので、焦る時間じゃない!

とりあえず、しばらくの間は経過観察を行うことに。

・・・1週間経過・・・被害なし

・・・2週間経過・・・被害なし

どうやらミッションコンプリートのようです。

侵入されてないっぽい!!!

大勝利です!今回侵入してきた猫は侵入経路を塞がれると諦めてくれるタイプだったようです。

費用はトータルで1万円程度かかりましたが、苦労が報われました。

まとめ

今回、我が家の庭の襲撃者に対する対策をまとめた結果は以下となりました。

no対策名コスト効果
1忌避剤の散布約500-1,000円特になし
2重曹の散布約500-1,000円特になし。猫の糞尿の匂いを多少緩和できた気がする。
3超音波動物撃退器の設置約3,000円対象の正面に効果あり。距離離れると効果減。
4 防獣ネットの設置約4,000円効果あり!

上記の通り防獣ネットがあれば今後も大丈夫かもしれませんが、超音波動物撃退器も設置したままにしておきました。

というのも、今回の猫は諦めてくれましたが、他の野良猫さんに侵入されるかもしれないからです。

また、今回猫の生態などについてもいろいろ情報収集しましたが、大体1年もすれば野良猫が子供を産んで徐々に増えていくようなので、季節が変われば新しい野良猫がネットを越えてくるかもしれませんので。

それにしても、ご近所さんの庭先に『猫よけ用のペットボトル』などが設置されてる家がそれなりにあるなとは思ってましたが、同じような被害が発生して対策を講じた結果だったってことなんですね。

自身が被害を受けるまではやや他人事で、ペットボトルとかなんでたくさんおいてるんだろう?ぐらいにしか思ってなかったのですが、今回の件で彼らの想いに共感することができました。

記事を読んでくださりありがとうございました。


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