私たちは2021~2022年に中古戸建を購入し、リノベーションを行いました。
インターネットで先人の体験記を見ながらスマートに達成したかったのですが、現実はすったもんだです。
これから中古物件を購入してリノベーションをされる方が増えるかもと思い、私たちも体験談をブログに記すことにしました。
- リノベーション会社をどうやって探したのか?
- どんな点に注意したのか、また、重視した点は?
- どのくらい資料請求したのか?
今回は最初も最初、リノベーション会社を探すところから始まります。
私たちは物件探しも必要だったので、実際は、
- 住む場所の選定をする
- 中古物件探しをする
- リノベーションの方向性を家族で話し合う
を同時並行で行いつつではあったのですが、とにかく会社探しのお話です。
重要なのは、このリノベーション会社に依頼しようと決めたのに、自分たちの状況に合わなくて泣く泣く会社を変えたとならないように調べ切る事だと思います。
【 結 論 】
リノベーション会社探しについて
私たちがした事
- とにかくインターネットで気になる事例を探しまくった。
- 資料請求は遠慮せずにたくさんのリノベーション会社にした。
- (できれば)リノベーションの方向性は家族間である程度決めておいた方が良いかも?
リノベーションそれ自体は、正直どこの会社も出来る事は基本的にはそんなに変わらないと思います。(実際にいくつかの会社の営業さんが仰っていました。ぶっちゃけすぎでは?と思いましたが(笑))
だとしたら、なおさら「たくさんある会社からどうやって探せばいいの?」と悩むと思うのです。
私たちが実際にリノベーションしてみて、会社探しはこんな点に着目して探せば、より自分たちにマッチした会社に出会えるのでは?と感じた事をお伝えします。
以下、どうぞご覧ください。
方向性が決まってるなら、得意にしているリノベーション会社に絞ってもいい
この記事をご覧のあなたは、どんなリノベーションをしたいのか決まっているでしょうか?
- 内装を○○テイストにしたい
- 断熱性能が高い家にしたい
- マンションオンリーで考えてる
…等、漠然とリノベーションしたいという気持ちだけでなく、ある程度の方向性が決まっているなら、それを得意としている会社を候補にしてはどうでしょうか?
記事の冒頭で「リノベーション会社はどこも同じようなもの」的な事を書きましたが、それでも会社によって『○○が得意』と打ち出している会社があるので、あなたの希望と合致するなら、そこに相談されると良いと思います。
先の例でいえば、
- 内装を○○テイストにしたい → ○○テイストの事例が多い会社
- 断熱性能が高い家にしたい → 断熱性能アップを得意な会社。専用素材まであると尚良し
- マンションオンリーで考えてる → 取り扱いはマンションのみ
となるでしょうか。
私たちはリノベーションを考え始めた当初はそこまでハッキリとした方向性が決まっていなかったので、次の方法で会社を絞っていきました。
インターネットで気になるリノベーション会社を探した
自分好みの施工事例をリストアップ
どの会社も施工事例をアップされているので、たくさんの事例を見てみましょう。
直感でいいので『コレ良いな』と思える事例をたくさん集めるところから始めると良いと思います。私たちもそこからでした。
私たちの場合、会社を探す時点ではおぼろげだったのですが、いろんな事例を見ていく内にやりたい事や取り入れたいアイデア等を発見できたので、やはり事例を見まくるのに意味はあったと思います。
また、後々リノベーションの設計担当者さんに、要望を伝えるのにも大いに役立ちました。
口コミ等の評判をチェック
施工事例を集めていくと、『ここ良いかも』と思える会社が何社か出てくると思います。
そしたらその後はその会社の口コミをチェックします。検索エンジンで『リノベーション会社 ○○ 口コミ』と入力すれば、ほぼ出てくると思います。
私たちはこの調査はそんなに時間をかけてなくて、書かれている口コミは話半分という心構えでチェックし、特にネガティブな口コミに対して「この会社は絶対嫌だ」と思わない会社であれば候補に入れていました。
チェックしておきたい3つの事
希望地域は施工可能エリア内か確認しよう。
いくつかお問合わせや資料請求をした会社の中に、私たちが希望している地域が施工対象外だった会社がありました。
ウェブサイトに書いてある場合がほとんどですが、10社中の1,2社はお問合わせや資料請求して初めて分かった事例もありましたので、施工可能エリアのチェックは必要かと思います。
また、施工可能エリア外でも割増料金を支払えば対応可能という会社もあるようです。
リノベーション予算が減ってしまうのでオススメはしませんが、「どうしてもここにお願いしたい!」という会社に出会えたのなら(羨ましい…!)、そういう相談も可能みたいです。リノベーション会社に確認してみてください。
持ち家のみか? 物件探しから対応してくれるか?を確認しよう。
リノベーション会社の中には物件が決まっていないと対応不可という会社がいくつかありました。
もし、あなたが私たちと同じように物件探しから必要な場合は、そのチェックも忘れないでください。
今回の私たちは物件探しからしなければいけなかったので、それも対応している会社を探す必要がありました。
数あるリノベーションの形態の中でも「ワンストップ型」と呼ばれるリノベーションがあるそうで、色々調べた結果、このワンストップリノベーション対応の会社を中心に会社探しを行うことに決めました。
マンションだけか? 戸建も対応しているか?を確認しよう。
物件はマンションである、もしくはマンションしか希望していないなら問題無いのですが、『良い物件であれば戸建も対象』と考えているなら、ここは注意です。
というのも、私たちは最初はマンションを考えていましたがご縁が無く、最終的に戸建を選んだのですが、それまで話をすすめていた最有力候補の1社がマンションのみの会社だったので候補から外さなければならなくなった、という実例がここにあります(汗)。
私たちがリノベーション会社選びで重視した2つの事
オンライン打合せが可能か?
これは私たちの個人的な話ですが、オンライン打合せに対応していない会社は選択肢から外しました。
打合せは基本的にリノベーション会社に赴く事になります。悩んでいる会社が1,2社だけなら良いですが、何社もあると移動等で時間がとてもかかります。
何社と相談しても最終的には1社に決めなければいけないので、選ばない会社に対して消費する時間をできるだけ減らしたかったのです。
なので、私たちは初回のリノベーション相談会は絶対にオンラインでと決めていました。
どのリノベーション会社もだいたい対面での相談会を勧めてきますが、断固オンライン相談会でとお願いしました。(どの会社も強く対面を求めてはきませんが、必ず最初はそう持ち掛けてきました。)
結果、一日に複数社と相談会が出来て、最終的な会社の選定までが短縮できました!
ちなみに、リノベーション会社を1社に決めてからの打合せは対面にしました。
素材を見ながら相談したりする事もあったので、こちらは対面である必要性もあると思いました。
閑話ですが、とあるリノベーション会社の担当者さんに伺った話では、海外在住のお客様で、日本での住まいをリノベーションするのに最初から最後までオンラインだけで済ませた事例もあるそうです。すごい時代!
家から通いやすいか?
これは実際に打合せが始まると感じるのですが、打合せの為に毎度リノベーション会社に出向く必要があります。
これがけっこう辛い。リノベーションの打合せ後半ともなると新居の確認に行く必要が出てくるので、ほぼ毎週末どちらかに行っていたように思います。
私たちは自家用車を持ってないので公共交通機関を利用するのですが、場合によっては重い資料やサンプルを持ち運んだりする事もあったのでそう感じたのかもしれません。リノベーションの打合せは楽しかったのですけどね。
お車をお持ちのご家庭なら気にならないかもしれませんが、もし何社かで迷ったら、通いやすさを理由の一つに挙げても良いかもしれません。
資料請求は出来るだけ多くの会社にして良かった
どの会社もウェブサイトから資料請求ができます。資料は全て郵送で紙や冊子が送られて来るので、名前、住所、電話番号、メールアドレスが入力必須です。その他に各社各様のアンケートを入力する感じでした。
少しでも気になる会社であれば思い切って資料請求して良いと思います。
「依頼しなかったら申し訳ない」と思ったりしますが、送られてくる資料にはWEBにはない事例があったり、資料から各社のセンスややる気(笑)なんかも感じ取れますので、どしどし請求して良いのではないかと思います。
実際、資料を見て候補から外したリノベ会社もありました。
ちなみに私たちが資料請求したのは10社いかないくらいです。
[個人的に] 資料請求やお問合わせには捨てアドを使った
これは個人的ですが、お問合わせや資料請求をする時には捨てアド(メールアドレス)を利用しました。
私が普段から重要度の低いサービスに登録する時には捨てアドを使うようにしているというのもあります。
なんでこんな事をするかというと、最終的に1社に決めた後も会社によっては連絡が来るのではないかと思ったからです。実際、数社からはメールが数か月程ですが定期的に配信されていました。
私は普段の生活で不要なメールはなるべく目にしたくない為、こういう手段を取りました。
ちなみに1社に決めた後に郵送物が何か届くと言う事は無かったです。
そして、リノベーション会社を決定したら、「今後はこちらのメールにご連絡ください」とメインのメールアドレスをお伝えすれば良いと思います。
リノベ会社探しのまとめ
こんな流れでリノベーション会社を決めました。
私たちのリノベーション会社の探し方は普通の方法だとは思いますが、重要なのは、このリノベーション会社に依頼しようと決めたのに、自分たちの状況に合わなくて泣く泣く会社を変えたとならないように調べ切る事だと思います。
以下、リノベーション会社探しの私たちなりの結論を再掲します。
【 結 論 】
リノベ会社探しについて
私たちがした事
- とにかくインターネットで気になる事例を探しまくった。
- 資料請求は遠慮せずにたくさんのリノベーション会社にした。
- (できれば)リノベーションの方向性は家族間である程度決めておいた方が良いかも?
私たちは、色々とチェックが甘かったり、物件によってはリノベーション会社を変更したり…等がありましたので、この記事がこれからリノベーションをされるあなたの参考になれば幸いです。
あなたの希望をたくさん叶えてくれるリノベーション会社に出会えますように。ファイトです!
この記事をお読みいただきありがとうございました!
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